10〜20代の頃の気持ちを思い出しながら、
心を込めて選考します。
※各選考委員の写真は、10〜20代の頃の写真を使用しております。
※「大学4年生・カップル部門」決勝のみ、外国人選考委員が加わります。
※選考委員の講評を掲載致しました。
Latin Final
Anna Kovalova
Jukka Happaleinen
Ralf Lepehne
Stefano Di Filippo
Standard Final
Adele Preston Tanaka
Alessio Potenziani
Arunas Bizokas
Christopher Hawkins
ラテンの部
青山成之

僕が今回選考した三大基準は以下の3つです
1立ち方2動きかた3音楽性
1の立ち方について
今回は普段のコンペと違い、音楽が始まる前の状態から選考することが出来ました。その為、踊り始める前の立ち方や音楽を待っている間の動きなどで多くの選考委員がその選手のおおよそのレベルを判断出来たのではないかと思われます。 普段のコンペよりも更に最初から綺麗な姿勢を意識することが大切ではないでしょうか。
続いて2の動き方。
音楽が始まり何かしらの初動からステップに繋がるわけですが、ここでいわゆる自然に動ける選手であるかどうかが見えてきます。特に第一予選においてはレベル差が激しいので立ち姿勢からの第一歩で実際自然に動けるかを判断するのはそんなに難しいことではありませんでした。 動き方というより動き出しという感じかもしれません。
しかしラウンドが上がるにつれどの選手も綺麗に立て動きも自然な選手が増えてきます。
そこで次は3の音楽性で判断しました。
音楽性というのは『いわゆる音を外してないか?』ということではなく『それぞれのステップをどのようなリズム感で踊っているか?』が重要です。 例えばサンバなら永遠に1a2タイミングで踊り続けてもそれは音楽性が良い選手とはいえません。音楽の表現を大切にして欲しいです。
最後に僕が過去20年選手を育ててきて思ったこととしては、勝つ選手はいい意味で自分で考えすぎない人たちだと思います。 つまり分からない事があればどんどんコーチャーに質問して問題点をクリアしていく印象があります。 当たり前の事だと思うかもしれませんが、多くの選手はまだまだ自分で考えすぎて います。
コーチャーはみんな大前提として選手を育てるのが大好きな人たちなので、選手の皆さんはどんどんコーチャーを頼っていけるといいと思います。
伊藤弘和

やはりベーシックフィガーを取り入れたことで学生にとっても、我々教師にとっても大変良い勉強になりました。
通常の競技会と違って動画投稿でのエントリーということで選手は納得いくまで撮り直しができる点、選考委員は一次予選からじっくり一組ずつ見られる点が良かっ たと思います。
実際撮影をしていて撮り直す度に選手の踊りがどんどん変化していくのを感じました。
選考をして感じたことはやはりベーシックフィガーをしっかり踊っている選手はバリエーションになっても良い踊りをしている選手が多かったと思います。
比較対象のあるリアルコンペでは選手はパフォーマンスに重点を置きがちですがしっかりした土台の上にパフォーマンスが乗っかることでより魅力的なダンサーになるのではないかと改めて感じました。
第2回も是非沢山の選手に頑張って頂きたいと思います。
小西雅司

ソロ部門の講評

1人でもバランスが取れているか立てているか ポスチャー、タイミング等を特に比較しました。 またウオークなのかステップなのかの違いも出せると重心移動とリズム、シェイプ等クリアに見えると思いました
1人でも練習量で技術や表現力に差がつく事を改めて感じました。 またソロコンペ自体、学連のシャドーの方も、競える場所があると言う意味で、競技ダンス部に所属した意義を感じる事が出来たので有意義だったと思います
カップル部門講評

予選はポスチャーの良さとタイミングのクリアさで選考しました
決勝はカップル間でパートナーをより引き立たせて調和してるカップルは上位に行きやすいと思いました。
オンラインだと実際より平面に見えやすいので撮影の仕方で多少差は出てるようにも思いますが、よくリハーサルされてるカップルはビデオでもムーブメントがナチュラルに立体的に見えてきました
またベーシックのコンペは練習量の差が出やすいと感じました 選考を通じて自分も発見や勉強になりました
選手の皆さんも本当にお疲れ様でした
ありがとうございました

齊藤嘉昭
佐藤裕子

短時間で規定ベーシックを覚えて踊り込み撮影するのは、集中力と熱意があってこその素晴らしいチャレンジだと思います。
 ベーシックのリズムや体重移動など基礎がバリエーションにも生かせてる選手はとても自然に見えて目を惹かれました。
今回の経験は必ず成長の糧になると思います。 
私もまだ現役なので皆さんの熱意に力を貰いました!有難うございます。
これからも頑張ってください。
瀬古薫希

引退したばかりでジャッジ経験がない中での選考でしたので、通常競技会との比較ができませんが、一つ一つの動画を見て丁寧に選考させて頂きました。
講評としましては、各種目におけるビートバリューの表現を理解して頂ければと思いました。
ステップからステップの間で行われる動作をきちんとしたビートバリューで踊れている人はとても見ていて気持ちが良かったです。
運動神経や体幹、踊るための全ての能力は、この表現のために注いでいるといっても言い過ぎではないと思います。
頑張ってください!
竹歳英樹

僭越ながら感じた事をお伝えさせていただきます。
まず、 あらためて若い選手達に無限の可能性を感じ、指導する立場としての責任の大きさ を再認識させられました。
勝つ為に必要な要素は様々ですが、この情報が多い中、 しっかりコーチャーと向き合い、信じる道を追求して欲しいと思います。
ダンスに関して具体的に一つだけ言わせていただくなら、 シンコペーションした表現をする前に、ベーシックリズムをしっかり表現出来る為 のトレーニングをして欲しいと思いました。
『音楽における自由というのは、自分の好みや気持ちに合わせて、規則を破れるように規則を知っている能力だ。』
マイルス・デイヴィスの言葉です。
頑張って下さい。私も頑張ります。
塚田真美
フューチャーズカップに出場してくださった全ての皆さん!! 予選で落ちてしまった方も決勝まで残られた方も画面越しにダンス愛が伝わってきてとても感動させて頂きながら選考させて頂きました。
みなさんのダンスへのアドバイスですが、ベーシックステップやテクニックへの理解や勉強をして頂きたいのはもちろんなのですが、私は現役ですのでやはりパフォーマンスを意識して頂きたいとお伝えしたいです。
ベーシックステップを踊る時でも、先生から習ったことを使って自分を表現するのです。美しい姿勢を。自分の音楽を。ボディムーブメントを。相手とのパートナリングを。
自分のしたいダンスをイメージして表現する。そうすればダンスはもっと輝きを放ち、観ている方を引き込んでいくと思います。
 オンラインでも実際の競技会でも、コンペティターならばこれを是非意識して頂ければと思います。
また皆さまのエネルギッシュなダンスを観れる事を楽しみにしています。
中村枝里香
通常の競技会では一瞬一瞬が勝負で、1組1組を審査する時間はとても短く限られています。
フロア上で第一印象はとても大切で目を惹く選手、洗練された動き、ポジティブなエネルギーが必須と考えます。
オンラインダンスコンペに関しまして、 今回1組1組とても時間をかけて、何度も動画を見て選ばせて頂きました。
動画でも伝わってくるコンペを想定したポジティブなエネルギーと、 今回はベーシックが、規定フィガーにありましたのでベーシックを大変重要視して拝見いたしました。
まだ若い未来のある選手の皆様には、指導者の先生方よりベーシックを十分に学び、理解し身体を通して音楽を表現し、身体を存分に使って踊っていただくことを今後期待しています。
動画を通して、ダンスが大好きなんだと感じることのできる選手が沢山居て、今後も期待できる素晴らしいダンサーが沢山いました。
皆様の踊りを楽しませていただけました事大変光栄に思います。今後も楽しくダンスを学んでください。
新田宏之

皆さん、お疲れ様でした。新型コロナという不安もあるこの時に全国のみんなの元気なダンスがみることが出来た事がとても嬉しかったです。 
審査をさせて頂いた私の印象ですが、最初の立ち姿でこちらが受ける印象が随分と違う様に感じました。 踊りだすとボディートーンが落ちてしまう選手も多かったのでまたその辺りも意識して練習してみて下さい
 後はチャチャ、ルンバとサンバ、パソのベーシックの差があるように思います。サンバとパソの基礎をもう少し練習してほしいと感じました。
みんなのエネルギッシュなダンスがみれてとても楽しかったです。
ありがとうございました!
これからも頑張って下さい(^-^)
浜野義広

今回動画投稿でのエントリーということで、1組、1人の選手をじっくり見ることができました。
 私は音楽へのアプローチ、種目の特性、そしてカップルの一体感が生まれている方々を特に選ばせていただきました。 上位のカップルでも得意種目と苦手種目とにそれなりの差があったような気がします。
また、たくさん練習して下さい。練習が上達への近道だと思います。
応援しています!
平岩英里
選考をするにあたり、 ポスチャーやタイミング等の様々な項目があると思いますが、どれか1つが良ければいいという単純なものではなく、どれも欠かせないと考えましたので、素敵だと思う所がより多い方を選びました。
フィジカル能力の高い方は良く見えましたが、音楽との調和・カップルでの動きの調和を重視しました。
一組ずつの動画とはいえ、他との比較で選んでいきますので点数を入れられなかった方もいますが、魅力的なダンサーが多く生で見たいとも思いました。
今回の挑戦を次への練習材料にして、良かった部分・伸びしろのある部分、共にふり返っていただければ、上達すること間違いなしですから、これからも頑張って欲しいです!
皆様のダンスに元気をもらいましたし勉強になりました!ありがとうございました!
平田篤

今大会は予選ごとに種目変更があり、さらにベーシックの規定フィガーを取り入れて短い期間で仕上げなければならない過酷な環境の中、全ての選手そして指導者の皆様にとって大変だったと思いますが貴重な経験ができたと思います。
1人および1組ずつのダンスをじっくり拝見して選考をしましたが、勝ち進む選手の共通点として「最初からこの選手はいいな」と感じさせる雰囲気がありました。
これはオンライン競技会だけではなく、リアルの競技会において同時に複数のペアが踊る場合にも非常に有効だと感じます。ですので、最初から最後までダンスを見てじっくり評価される前提とはいえ、最初の印象も大切にして練習を重ねて欲しいです。
また、教室や屋外などそれぞれの環境にていろいろな工夫をして踊るアイデアは、リアル競技会においてのフロアクラフトや混み合っていて狭い場所、逆に広い場所で踊る際の周りへのアピールなど良い経験が出来たのではないでしょうか? 
今後もまだ新型コロナウイルスの状況の予測は立ちませんが、皆さんそれぞれの未来に向かってダンスを楽しんで欲しいです。皆さんのダンスで勇気付けられて第2回フューチャーズカップにエントリーしたり、日々の練習のモチベーションが上 がる選手が沢山いることでしょう。色々な意味で今大会に出場していただいてあり がとうございました。
元田慎哉
吉田奈津子
出場した選手の皆様へ。
このような状況で、モチベーションを保つのも難しい中、皆さんの踊りを見ていたら、本当にダンス大好き!もっと踊りたい!と言う情熱も伝わってきて、見ていて嬉しくなりました。
エネルギー溢れる、元気な踊りをありがとう!!
指導されている先生方へ。
出場された選手たちのダンスを見ていて、先生方の熱意がとても伝わってきました☺
先生方の特色なども見て取れて、更に楽しかったです! こうやって若い世代が作り上げられて行くんだなぁと思いました。
まだまだこのコロナによる不安な状況が続くかと思いますが、早くいろいろな活動 が再開できますよう、お祈りしております🙏 ✨
  
この度は参加させていただきありがとうございました。 
遠くからですが、いつも応援しております!
渡辺 理子

コンペでは全体を一度に見て僅か数秒で順位をつけていきますので、一瞬のポス チャーであったり表現であったりする部分が印象に残ったりしますが、今回映像を 通して一組ずつしっかり見れる事により、とりわけ足元や音の使い方、正しいポス チャーやポジションに目が行きました。 またベーシックフィガーを用いる事により、正しい基本への理解度が見え、そのあ とのバリエーションへ続く部分への評価も変わりました。
私が感じましたのは 種目によるベーシックのレベルに差がありすぎると言う事です。特にサンバ。ルン バとサンバではかなり差があったように思います。 日本人には苦手というイメージのサンバですが、正しいアクションをしっかりと勉 強してもらいたいと思いました。
より、インターナショナルに近い水準へ、これを機に学んで行って欲しいと切に願 います。
スタンダードの部
青木康典
新井いづみ
皆さん 時間や撮影場所もままならない中、それぞれに工夫しながらの参加 お疲れ様でした!いつものコンペと違う緊張感の中撮影されたと思います。また、普段自分たちが使わないベーシックの規定に苦労したのではないでしょうか。
今回は ベーシックをきちんと理解して踊れているかどうか、音楽を表現できているかという点を主に評価させて頂きました。勿論それぞれにポスチャー、バランスや二人のコネクションが良くなければ踊りたいイメージを表現することは難しいですよね。
いつものコンペだと勢いだけで押し切って踊ってしまっていた人も 一人若しくは一組だけで撮影することによって自分を見直す良い機会になったと思 います。また、予選で落ちてしまった人たちも是非再度挑戦して下さい!
以下 選考時 気になった点です。
SF の規定ベーシックは残念ながら全体の8 割くらいの人が間違えていました。普段レッスンを受けている先生にもう一度チェックしてもらってください。 
自分たちが普段踊っているバリエーションになったら急にポスチャーが崩れたりホールドが歪んでしまうカップルも多くみられました。ベーシックの時と何が違うのか良く見直してみましょう。
今までコンペ会場で皆さんのダンスを応援して来ましたが、今回このような形で頑張っている皆さんに会えてとても嬉しかったです!!
ありがとうございました!
大西亘
~チャレンジャーイズビューティフル~
このコロナ禍での新しい試みとして、皆さん制限された生活や練習の中ですが、切磋琢磨して良い踊りを撮影している姿は動画を通してしっかりと感じ取ることができました。中には家の玄関先でカメラを置いてしっかり踊られている人もいて、その涙ぐましい努力に審査しながら心揺さぶられたことは言うまでもありません。
今回結果が振るわなかった人も全く悲観する必要はありません!なぜなら2回目があるから!!! そして今回決勝に入った、優勝した方々は是非ともディフェンディングチャンピオンとして受けて立って欲しいものです。(2連続で決勝に入ったら真の実力になる のではないでしょうか??)
最後に今回エントリーを躊躇して遠巻きに見ていたあなた!!(カテゴリーが無く泣く泣く出場できなかった方はすみません)出場することがあなたのマイナスになることはありません!! 
必ず自分の今後の人生の為になりますので第二回は躊躇せず是非ともチャレンジしていただきたいです!!沢山の美しきチャレンジャーの参加を楽しみにお待ちしております!!
年代別講評
~高校生~
どなたも身体を目一杯使って踊ろうとしていて素敵でした。しかし、ただ目一杯動かすだけでなく、ここのパーツの動きのバランスが動く中で整っていかないと良いダンスには見えないので、先生と相談しながら、自分の身体と向き合いながらよりダンスを楽しんで続けてください。
~大学1、2年生~
まだダンスを始めたばかりなので、良い意味で差がはっきりしていたと思います。 思った成績がでなかった皆さんは「音楽性」「ホールド」「下半身のバネ」の三つをもう一度見直して再チャレンジしてほしいです。
~大学3年生~
少し難しいバリエーションも踊る方が多く見えましたが、やはりそこでネックとなってくるのが「ホールド」かと思います。難しいステップこそ簡単に見える様、先生に相談したり、練習を重ねて欲しいです。
~大学4年生~
基本的な要素はもちろんとても大切ですが、動画の最初から最後まで画面越しに伝わるエネルギーが高い人が勝ち残ったのではないでしょうか??ちょっとした差で勝ち負けが決まっているかもしれませんね。
~20代~
お仕事の後に練習するなど、より制限された時間の中で皆さん踊っていることと思います。知識を得て踊りこなすまでには膨大な時間がかかるのですが、日常から踊る姿勢を意識すると更に洗練された踊りになるのではないでしょうか??
第2回フューチャーズカップも全国からますますのチャレンジを楽しみにしております!
益々の盛況を願って。。。 
チャレンジャーイズビューティフル!!
渋谷透子

皆さん、部活動ができない中、それぞれ頑張っていましたね。 決勝に入賞出来なかった選手の方もそれぞれ良いところがあり、選考委員としてはなかなか悩むところでした。
ソロの部に関しては、「相手が見えるシャドー」「音楽の正確性」「ベーシックを踊れているか」を念頭において審査させていただきました。
男性も女性も、相手の動きをサポートできる立ち方や動きを意識してシャドーできているか?バランスを整えて、音楽やカウントを表現できているか?ベーシックの勉強ができているか?を選考しました。
カップルの部に関しては、「ユニットが保てているか」「身体をフルに使えているか」「音楽の正確性」「ベーシックを踊れているか」を念頭に選考させていただきました。
ソロ、カップルとも、スローフォックストロットが最弱種目のようで、ベーシック、バリエーションとも、もう少し練習を重ねてほしいと感じました。
今回の選考を通して、皆さんから沢山のエネルギーとダンスへの情熱を感じました!!
これからも、頑張ってください^o^
清水寿恵
先ずはこの大会にチャレンジした全ての選手の皆様に心より拍手を送らせていただきます。今までにはない競技会でしたが、選手の皆様の工夫やアイデアに、私も楽しみながら選考をさせて頂きました。そして、どの選手も今の環境に左右される事なく、しっかりと自分のダンスと向き合っている姿を拝見する事が出来ました事に大変感動しております。
今回は、通常競技会よりも選手1人1人をじっくりと選考出来るのも魅力のひとつと感じました。私はそれぞれのダンスが「基本的な理解と鍛錬のもとに踊られているかどうか」という事に重点をおき選考させていただきました。 
特に気になった点は、体全体を使ってしなやかに踊っているかどうかやタイミングなどの音楽的表現、そしてフットワークです。 それに加え、ソロ部門では、相手と踊っている事を想定、意識して踊っているか? カップル部門では、リード&フォローやポジションも選考基準とさせていただきました。 
規定フィガー部分は特に比較しやすいので、ベーシックがきちんと踊れている選手 は好印象でした。 また、ホールドやボディトーンがしっかりしている選手は動画上でもポスチャーが 美しく踊りが良く見えました。 
全体的には、基礎をしっかり学んだ上で、余裕がありムーブメントも滑らかになるように、更に踊り込みや反復練習を積み重ねて行く事が大切だと感じました。
 予選毎に種目も異なり、規定フィガーを踊ったりと実際のコンペとは違う環境での試合は選手の皆様にとって新たな挑戦であり、良い経験になった事でしょう。もちろん、競技会である以上、順位がつきます。成績が良かった選手も残念な結果に終わった選手も、今回の経験が必ずや自分のダンスに良い効果をもたらしてくれると信じ、今後も諦めずに「未来に向かって」伸び伸びと楽しみながら練習を積み 重ねて下さい。
既に第2回目の開催も決定しております。 また近い将来、皆様の成長した姿を拝見出来ます事を楽しみにしております
末富崇仁
2ヶ月以上に渡り運営に携わった皆様、選考された先生方お疲れ様でした。
またこの度沢山の支援をして下さいました愛好家の皆様、そして協賛していただきました企業の方々にこの場をお借りして御礼を申し上げたいと思います。 
有り難うございました!
今回オンラインコンペという初めての試みでしたが通常の審査とは異なり何度も動画を見直して真剣に選考させて頂きました。
まず自分が選考の基準にさせて頂いたのはベーシックの理解度、完成度、そして動画の画面を通じていかにルックスがナチュラルに見えるかと言うことです。
分かりやすく見た目で言うと女性のネックラインに違和感のあったカップルは良い評価を付けることが出来ませんでした。(男性の右アームにも問題があると思います)
逆に画面を通してですがあまりにも力みすぎたり緊張感のあるダンスではなく、音楽を目一杯表現しようとしている選手に高順位を付けさせて頂きました。
また第2回フューチャーズカップも今回以上の盛り上がりを期待しております!
未来ある若い皆さんの熱いダンスにこちらが感動を頂きました!有り難うございました!

No Dance No life !!
遠山恵美

フューチャーズカップに参加された選手の皆さん、お疲れ様でした。 コロナ禍で試合が次々に中止になり、部活やサークルの活動も制限される中、出来る限りの努力をし、フューチャーズカップに挑戦する姿を拝見して感動しました。 
私は現役選手なので普段は審査される側ですが、日頃自分自身が踊る時に気をつけていることをベースに選考をさせて頂きました。
①音楽、リズムにあっているかどうか。カップルで踊る時もソロで踊る時も、まず音楽をよく聴くことです。
②ソロで踊るときは、相手の居場所、ポジションを把握出来ているか。一人で踊ると、良くも悪くも自分の都合のいいように動けてしまいます。自分のアクションだけではなく、相手との位置関係等も想像しながら練習してみて下さい。
③フットワーク。規定フィガーのベーシックはもちろんのこと、自分達のルーティンになっても、正しいフットワークで踊れているか。
この3つをベースに選考させて頂きました。
自分を信じ、パートナーを信じ、コーチャーを信じて、自分の踊りを追求していって欲しいと思います。
近い将来、ダンスフロアで皆さんと会えるのを楽しみにしています。
中川雄太
まずどの部門も1番は見ている側がいかに「音楽」を感じられるかを念頭において選考させていただきました。 音楽を感じて動いているボディーアクションの中から滲み出てくるものが結果としてムーブメントやシェイプとして表れてくると思いますので。
それに付け加えてソロ部門では、いかに相手の存在を感じて動いているか。ただ張り切って動くだけでは見えてこない部分だと思います。
カップル部門では男性の積極的なアクションから生まれる、見えてくる女性のリアクション、つまり「男女のやりとりからくる一体感」を重要視しました。やはりただくっついている、近くにいることだけとは全く違った見え方になってくると思います。
ただ、私たちダンスを愛する者たちが持っているものと同じであろう、出場してくれたみなさんのダンスを踊りたい!という純粋な気持ち、画面越しからでもしっかりと感じられました!とても楽しい時間を過ごさせていただけたこと、凄く感謝しています。
自分の意思で好きな表現が出来るこの素晴らしいダンスというものをこれからもどんどん追究していってほしいと思います。
中田裕希子
選手の皆さん、お疲れ様でした。
今回はベーシック、規定フィガーの課題に加え、 何度もチェックされるビデオでのエントリー等中々プレッシャーのあるコンペだったのではないでしょうか。 皆さんが果敢にチャレンジした事、そしてその姿を見れた事をとても嬉しく思います。
私個人の選考基準としましては、
「ベーシックを正しいタイミングとフットワークで踊っていること」 「バランス良く立ち、動けていること」「各種目のムーブメントを理解していること」 を特に重視致しました。
特にフットワークで気になった点ですが、女性はヒールターンで足が揃っていない、ヒールを使わずずり足で踊っている。 男性はスローのウィーブエンディング等トゥで後退すべきところを全てヒールを着けて踊っているパターンをよく見ました。今回勝ち上がった選手もまだ伸び代がありそうでした。
正しいフットワークで踊れと言われると、すごく堅苦しく、消極的なイメージを持つかもしれません。 しかしフットワークは正しいテクニックで体を動かしたときの軌跡であり、それを知ることは体の使い方のヒントになります。
そして正しいテクニックは自分のエネルギーを効率的、かつ効果的に使う助けとなります。 若く大きなエネルギーで美しくダイナミックに踊るために、是非基本のテクニック を大事に踊って欲しいと思います。
皆さんの更なるご活躍を心よりお祈り致します。
頑張って下さい!

西田克義
ソロ、カップル共に「身体を動かして、音楽が表現されているか?」 を評価の基準と致しました。
もちろん、フットワーク、ポスチャー等、基礎も重要ですが、100点満点でなくても、上半身のスウィングが大きく弧を描いている選手を選びました。
ムーブメント中(踊っている最中)の多少のアンバランスは味だと思って恐れず踊ってみるのも練習としてありだと思います。
今回フューチャーズカップに挑戦されたダンスを愛する皆さん、これからも失敗を恐れず、楽しんでダンスして下さい。
三宅聖子

選手の皆様、この度は大変お疲れ様でした。 オンライン動画コンテストという事で選考する方もされる方も初めての試みだったと思いますが、このような状況の中でも皆さんが努力を続けている様子が画面を通してこちらにも伝わって来ましたので、私も緊張感を持って選考させていただきました。
講評ですが、①良いスタイルを保って②音楽に合って③しっかり動けているかを基準に選考しましたが、特にベーシックで構成された規定フィガーの部分のカウントを理解して音楽に合わせたクリアな表現が出来ている選手には好感が持てました。ベーシックがしっかりこなせる事はバリエーションステップを踊る時にも生きてくると思うので、しっかり練習してほしいと思います。
その他気になった事ですが、男子についてはタンゴのクローズドプロムナードの1 歩目、2歩目をヒールではなくトゥもしくは曖昧なフットワークで踊ってしまっている選手が思いのほか多かった事、女子については全ての種目でヒールターンをきれいに足をそろえて踊れるようになって欲しいと思いました。 ぜひ見直してみて下さい。
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